“強くなるための見える化”——KPIを取り入れています!
- juyukai
- 11月21日
- 読了時間: 2分
こんにちは!瑞江柔友会です🥋
今日は、クラブで最近取り組んでいる 「KPI(重要指標)」の考え方 についてご紹介します。
柔道の成長は、どうしても「勝った・負けた」で語られがちです。しかし実際に強くなるためには、もっと大切な“日々の積み重ね”があります。
そこで当クラブでは、子どもたちの努力が見えるように、ビジネスの世界で使われる KPI を柔道に応用しています。
■ KPIってなに?
KPIとは、簡単にいうと強くなるための“行動の目標”を数字で分かりやすくしたもの です。
結果だけを見るのではなく、「そのために何をどれくらいやったのか?」を大事にしていく考え方です。
■ クラブで設定しているKPIの一例
◎ 1)練習に関するKPI
月の出席率:80%以上
技の反復回数:1回の練習で○○回
補強トレーニングの実施:週3回
◎ 2)技術に関するKPI
得意技の成功率アップ
乱取りで技を仕掛ける回数
寝技の返しの成功数
◎ 3)試合運びのKPI
先手攻撃の回数:1試合で3回以上
組み手を切った回数
反則ゼロで戦えたか
こうした具体的な指標があることで、「今日はどこを頑張ればいいのか」が子どもたちにも分かりやすくなります。
■ KPIを使って起こった“良い変化”
KPIを導入してから、子どもたちが自分の課題を言葉にできるようになり、練習の取り組み方がグッと前向きになってきました!
「今日は先手を3回出す!」
「反復100回やる!」
「寝技の返しをあと1回増やす!」
そんな声が自然と聞こえるようになり、試合でも力を発揮できる場面が増えています。
■ 勝ち負け以上に大切な“積み重ね”
柔道は相手と戦うスポーツですが、本当は 自分自身との戦い です。
KPIは子どもたちの小さな努力を“見える形”にし、結果だけではない成長をしっかりと評価できるツールです。
これからも、「継続する力」「コツコツと努力する姿勢」を育てるために、このKPIを上手に活用していきます。



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